坂井市春江町 一般歯科 矯正歯科 口腔外科 小児歯科 TEL : 0776-51-1121

  フルハシ歯科

    いつまでもご自分の歯で。
  あなたの歯を一生残すための歯科治療をご提供します。

糖尿病と歯科治療

糖尿病は自覚症状が少なく、

進行すると合併症の怖い病気です

 

歯科治療を受ける際の注意について

 

糖尿病と診断されている方

 

1.どのような治療を受けていますか?

  運動、食事療法のみ、飲み薬、インスリン注射など薬剤名、投与量、

  投与回数なども知っておきましょう。

2.日常の血糖値はどのくらいですか?

  空腹時正常値は65〜110mg/dl。130mg/dl以下で安定している

  ことが大切です。

3.低血糖発作を起こしたことがありますか?

  回数・どのような時・症状・対処法

4.内科の通院回数はどのくらいですか?

5.合併症はもっていますか? 

  脳梗塞・虚血性心疾患・糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・

  糖尿病性末梢神経障害

6.合併症の治療にどのような薬を服用していますか?

 

糖尿病と診断されていない方 

 

以下にあてはまる場合は、

糖尿病検査をうけていただくことがあります

 

1.尿の量が多い・のどが渇く・よく食べるわりに体重が減る方

2.肥満・過食・運動不足の方

3.両親が糖尿病の方:遺伝的な体質があります。

4.40歳以上の方:40歳以上の10人に1人が糖尿病です。

5.自然流産、死産を経験した方

 

糖尿病のしくみを知ろう

 

糖尿病とは

すい臓から分泌されるインスリン(ホルモンの一種)は、生命活動のエネルギー源である血液中のブドウ糖を、筋肉や各臓器の細胞に送り込む働きをします。糖尿病は、こんインスリンの働きが不足してくる病気で、進行とともに血糖値(血液中の糖の量)が高くなり、各細胞の生命活動に支障をきたしてきます。

 

糖尿病は2タイプ

成人型糖尿病(U型糖尿病)

  ●肥満を基本に進行するタイプ

  ●40歳以上の人に多く発症

  ●インスリンは分泌するがうまく働かない。

            ↓

   肥満解消、食事・運動療法優先

 

若年性糖尿病(T型糖尿病)

  ●20歳前後の若い人に多い。

     (糖尿病患者の約5%)

  ●インスリンがでないので、血糖値が極めて高くなる。

            ↓

      インスリン注射が必要

 

糖尿病の主要な症状

糖尿病をコントロールしないと、以下の症状が現われてきます。

 

   ●高血糖症

   ●体液が酸性化するアシドーシス

   ●血管合併症

 

高血糖症になると、白血球の細菌を抑制する食菌機能を低下させ、アシドーシスでは、さらに白血球の活動がにぶくなります。また、血管壁に異常が起きるのと、創傷部

の血流が少なくなり酸素供給が減少します。

                

細菌の増殖を容易にし、

実際に感染するとさらに治癒能力が低下します。

 

糖尿病と歯科疾患との関わり

 

それでは、糖尿病があると歯科疾患にはどのような影響があるのでしょうか

 

う蝕(むし歯)が多発しやすくなります

コントロール不良の糖尿病患者さんでは、う蝕活動性が高くなり、口腔内の

清掃状況が悪いとう蝕が多発しやすくなります。

 

 原因としては

  ●多尿により唾液の分泌量が減少する。

  ●唾液中のグルコース濃度が高くなる。

  ●糖尿病患者さんは甘味物の多量摂取になる。

 

2.歯周病に罹りやすくなります

コントロール不良の糖尿病患者さんでは、歯周疾患の罹患率が非常に高く、

歯周組織の破壊が進行しやすくなります。

 

 原因としては

  ●感染しやすく白血球の食菌機能が低下して細菌を繁殖させる。

  ●歯周組織への血流量と酸素供給が減少する。

  ●血流量と酸素供給の減少から創傷部の治癒が遅延する。

 

低血糖発作について 

 

日頃、血糖値が良好にコントロールされている患者さんでも、歯周疾患の

急性発作や智歯周囲炎といった感染や炎症が原因で、血糖が異常に上昇

することがあります。

また、インスリン治療をうけている、或いは経口血糖降下剤を服用している

患者さんでは、歯の痛みや腫れのために食物摂取量が減ったりすると、

低血糖症状を引き起こす危険性があります。

 

  ●角砂糖、ジュースなどの糖分摂取により低血糖発作の症状は短時間に

   改善されます。

  ●低血糖発作を予防するには、食事時間の妨げにならないように昼食前

   夕食前の治療は避け、普段通りに食事量がとれているか確認しましょう

  ●処置後に食物摂取が困難にならないようにするために、一度に広範囲

   の処置は避けるようにしましょう。

 

歯科治療中に、低血糖発作の症状(めまい・全身倦怠感・集中力低下・

あくび・さらに進行すると発汗・動悸・過呼吸)を感じたら、すぐに歯科医に知らせましょう。

 

おわりに

むし歯、歯周病などの歯科疾患は、その初期では無症状、無自覚です。

もちろん、糖尿病のコントロールを良好に管理しておくことが大事ですが、

定期的な歯科検診により疾患をできるだけ早く発見し、障害の程度が最小の

うちに処置することで、進行を阻止することができます。

糖尿病患者さんは、歯科疾患の罹患率が高く重症化傾向にあります。したがって、治療はもちろんですが、むしろ事前の予防に重点をおくことが大切です

 

糖尿病と歯科治療  Q&A

 

Q1

毎日、インスリン注射を打っていますが、

歯科治療は受けられますか?

 

A:血糖値が良好にコントロールされていれば、通常の歯科治療は可能です

  ただし、治療が食事時間にかかったり、朝食・昼食を食べずにインスリン

     を注射して受診した時などに、低血糖を起こすことがあるので注意しま

  しょう。インスリン療法や経口血糖降下剤を使用している方は検査ごとの

  変化が激しく、過去の一定期間の血糖のコントロール状況を表すHb

  (ヘモグロビン)A1cなどを測定することにより、安定した血糖値の管理が

  可能になります。

 

Q2

糖尿病と診断されてから、

口臭が気になるのですが

 

A:糖尿病の方は呼気中のアセトン濃度が高くなり、独特の口臭を感じること

  がありますが、この臭いを不快に感じる人は少ないと思われます。明らか

  に口臭が認められるのであれば、口腔内に原因があることが多いので、

  歯周病・舌苔・口腔乾燥など原因が明らかになれば、口腔清掃指導や

  専門家によるクリーニングにより、かなり改善ができます。口腔以外に

  原因があると考えられる場合には、医科へ紹介することになります。

 

Q3

糖尿病と高血圧ですが、

歯科治療は受けられますか?

 

A:糖尿病での血糖のコントロールが悪いと、各種の慢性合併症が発生しま 

  す。三大合併症として網膜症・腎症・神経障害がありますが、他に高血圧

  症脳血管障害などの合併症も多くみられます。

  糖尿病の重症度と血糖値コントロールの良否によっては、歯科治療の

  内容により病院歯科での対応が望ましい場合もあります。    

   

 

 



フルハシ歯科
〒919-0465 福井県坂井市春江町江留上新町36-1
0776-51-1121

Copyright (c) Furuhashi Dental All Rights Reserved.