歯科医療は日進月歩に発展し、新しい技術が次々と生まれています。また、歯科医院に対する社会的ニーズも刻々と変化しています。当院では、すべての患者さまに先端の治療を受けていただけるよう、設備の更新に余年はありません。 治療技術の向上はもちろんのこと、確実・正確・安心な治療を行うための設備として、歯科用CTを始め、レーザー式う蝕検出装置、歯科用レーザ、エアフローマスター等の最新の設備を整え、常に進化し続ける歯科医院づくりを行っております。 下記にて、当院の特徴ある最新設備についてご紹介します。 |
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●歯科用CT Green18 CT・パノラマ複合機 2022年4月に導入した最新鋭CTです。Green18は一般的な歯科用CTと比較して最大70%の線量を低減しました。世界シュアNo1のVatech社CT装置です。 歯科用CT(コーンビームCT)について・・・ 一般的な医科用CT(MDCT)は、多方面からのエックス線を扇状(ファンビーム)に照射しますが、歯科用CTでは円錐状(コーンビーム)のエックス線を照射して撮影します。 医科用CTに比べて、高解像度・被曝線量が少ないなどの利点があります。 |
歯科用CTはインプラント治療はもちろん、その優れた性能から、以下のような様々な歯科治療に応用が可能です。 <歯周病治療> 歯周病が進むと、細菌の感染によって歯を支える骨が溶けてしまいます。 CT画像は骨や歯の周囲の状態を正確に把握できるため、患者様にとって有効的な治療法を提案させていただくことが可能です。 <根管治療> 歯の神経や歯根に潜む細菌をきれいに取り除く、根管治療。 CT画像では、根の本数や神経の入っている管の方向、そして位置を正確に把握することができます。また、細かい根の破折も発見できるので、早期治療が可能になります。 <親知らずの抜歯等の口腔外科治療> 親知らずの抜歯には、神経との位置関係や周囲の炎症の状態、歯の向きや大きさなども考慮して治療を行う必要があります。 そのため、CTによる3D画像で診査・診断することで、より安全で的確な治療が行えます。 <睡眠時無呼吸症候群> 気道測定機能も備えており、気道に関する正確な診断情報を提供し、睡眠時無呼吸症候群や矯正治療患者の診断および治療計画に活用できます。 |
セレックCADCAMシステム セレックシステムによりコンピューター処理、光学印象にて常に安定した高品質の治療を提供できるようになりました。デジタル処理とCAMにより、技工をデジタル化し、低価格だけではなく、常に質の高い治療を提供できるのがセレックなのです。 セレックシステムとは、コンピュータ制御によって歯の修復物を設計・製作するCAD/CAMシステムです。コンピュータを使って修復物を作製するので、歯型を取ることがありません。 最先端の3D光学カメラを使用して患部を撮影(スキャン)し、患部の歯列をモニター上に再現。そのあとはコンピュータの3D画面上にて修復物を設計し、ミリングマシンがデータをもとに作製します。 通常であれば修復物は、型をとって技工所に製作を依頼します。そのため、患者さんはクラウンが完成するまでの数日間を、仮歯や仮の蓋をかぶせた状態で過ごさなくてはなりません。 しかし、セレックシステムであれば技工所に依頼する必要がありません。 治療当日に修復物が完成し、その日のうちにセラミック、ジルコニアの被せ物を装着することができます。 歯科技工所に依頼することなく歯科医院で修復物を作製できるので、一般的な修復物よりも大幅にコスト削減を実現しました。また規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため耐久性が高く、治療時間も約2-3時間と非常にスピーディーです。 コンピュータ制御で精密に歯の形を再現し、レジンセメント接着を行うことで精密な治療が可能となりました。 美しく輝く白い歯をあなたに。 セレックは、安く、早く、高品質のセラミック治療をあなたにご提供します。 |
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LiteTouch™Er:YAGレーザー 世界で最も進んでいるレーザー装置の一つです。 ライトタッチレーザーは「常温で殺菌しながら歯を削ることができる特殊能力がある」唯一無二のレーザーです。細菌を殺菌できる温度は122℃なら約20分間必要と言われてますが、人の健康な細胞と同じように122℃を大変な大やけどです。このレーザーは水との親和性が極めて高いので、レーザーの熱は他の物質よりも早く水の分子に吸収されてしまいます。そのため炭化層ができない特殊なレーザーで、治療後、痛みがほぼ出ない、世界で初めてのダイレクトレーザーシステムです。 |
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●炭酸ガスレーザ Bel Laser 炭酸ガスレーザーは安全性が高く、効果として、痛みを和らげたり、細菌を殺す効果があります。 歯肉切除や口腔粘膜疾患に使用できるだけではなく、歯周病や根の治療、知覚過敏などに用いると傷の治りを早くしたりしみる感じを抑えたりできます。他にも歯ぐきの黒ずみを除去するなど、多種多様な治療に利用できます。 当院では2台の炭酸ガスレーザを保有し、すべての患者さまに使用できるよう、心がけています。 |
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●NVマイクロレーザ <半導体レーザ> ペンサイズのマイクロレーザーながらデスクトップ型レーザに匹敵するパワーと性能を備えています。非常に操作性のよいレーザ機器です。 半導体レーザであり、炭酸ガスレーザでは適応困難な症例について使用を行います。 歯肉圧排・X級窩洞修復・インプラント治療・歯肉切除・小帯切除術・生検・アフタ性腫瘍・レーザー掻爬等に使用します。 |
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●エアフローマスター 特殊なパウダー(歯面研磨剤)を混ぜた水・高圧エアーのスプレー洗浄で歯の表面にこびりついた「頑固な歯垢」や「着色・タバコのヤニ」、細菌のかたまりである「バイオフィルム」を吹き飛ばし、清掃する器具です。 清掃だけではなく、従来の歯科用の器具でも完全に落とすことが難しいバイオフィルムも、エアフローマスターを使用すれば、歯と歯の間、歯茎の境目などの様々な場所に、従来の器具では完全に届かなかった場所までスプレー(粉)が入り込み、汚れを落とすことが可能となりました。 詳しくはこちら 参考動画はこちら 当院では2台のエアフローマスターを導入し、主に患者さまのメンテナンスに使用しています。 |
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●歯科用印象材混こう器 『トクヤマAPミキサーIII』 機械が自動で印象材(型取りの材料)を練ってくれるため、精密な型取りを採取できるだけではなく、人間の手で印象材を混ぜる必要がないため、非常に衛生的です。 歯型取りにおいて、非常に有用な機器ですが、高コストのためあまり普及されていません。 詳しくはこちら |
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●ダイアグノデント レーザーを使用することにより、客観的に得られるデータから、虫歯をより正確に診断します。 当院では、お子様の永久歯のカリエス診断に利用しています。 歯質に当てたレーザーの反射光を読み取り、数値と音色に置きかえることにより、歯質の変化を高精度で解析。視診・触診やX線などによる診断よりも高い確率で初期カリエスを発見します。また歯周ポケット内の変化を検知することも可能です。 |
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●コスモデンタルサージ いわゆる歯科専用の電気メス機器です。 予後不良の感染根管治療に使用します。 確実に根尖部の滅菌を行い。根管治療を簡単、確実にし、治療時間を短期にすることを可能としました。難治性と呼ばれる感染根管等に有効な機器です。 歯周病治療、歯肉切除、様々な治療にも使用できます。 |
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●トライオート mini 根管治療(根の治療)に使用する機器です。 柔軟性に富んだニッケルチタンファイルを使用することにより、今まで困難であった湾曲した根管の治療が可能となりました。 短時間で安全・確実にコードレスマイクロモーターで根管拡大ができ、柔軟性に富んだニッケルチタンファイルとの組み合わせにより、また、オートコントロール、回転方向、トルクを設定することで、効率的かつ安全な機械的根管拡大を可能としています。 (ニッケルチタンファイルが非常に高価であり、保険外治療に使用させて頂いています。) 詳しくはこちら 参考動画はこちら |
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●光殺菌装置 FotoSan 最先端の光殺菌装置は世界でまだ数社しか販売されていません。当院では、デンマークのCMSデンタル社のFotoSanを導入しました。 <光殺菌治療とは?> 感染部分に光感受性物質を注入し、光を照射することで殺菌する安全な治療法です。 ◎歯科では殺菌治療法として 歯科では数年前から欧米を中心に、抗生物質を使わない体に優しい安全な治療法として光殺菌治療が急速に普及しています。光感受性ジェルを細菌に浸透させて光で殺菌する画期的な治療法です。 当院では難治性の歯周病の方、根管治療に使用しています。 ◎医科では早期がんの治療法として 医科では1990年ごろから光やレーザーを用いて肺、食道、胃、子宮頸部などの早期がんに対して治療行う光力学療法(PDT=Photo-Dynamic Therapy)という治療法があります。 詳しくはこちら |
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●メディフュージ MF200 患者さま、ご自身の血液を採取し、silfradennt社製の遠心分離機にかけて、血小板とフィブリンを多く含んだPRFとかCGFと呼ばれるゲル状のものを作り出します。 PRF、CGFは骨の再生を促進させる活性因子が含まれており、骨再生医療に使用します。患者様ご自身からのものですから、安全性に問題はありません。 |
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●超音波骨折治療器 オステオトロンD2 LIPUS(Low Intensity Pulsed Ultra Sound:低出力パルス超音波)が骨折部位の骨の形成を促進することから、整形外科領域にて元々使用されていました。 オステオトロンD2は歯科用に改良したもので、骨の癒合を促進させる超音波骨折治療法により骨癒合期間を約40%短縮するといわれています。インプラントの治癒を促進するために用います。約20分間、口に当てておくだけで痛みなどは全くありません。 |