坂井市春江町 一般歯科 矯正歯科 口腔外科 小児歯科 TEL : 0776-51-1121

  フルハシ歯科

    いつまでもご自分の歯で。
  あなたの歯を一生残すための歯科治療をご提供します。

循環器系疾患と歯科治療

 

●循環器系の疾患とは

 

   循環器系疾患には、

 

      ●先天性心疾患・・・生まれつき心臓の形が正常と異なる

 

      ●後天性心疾患・・・虚血性心疾患・心臓弁膜症・心不全・不整脈など

 

      ●高血圧症、脳血管障害などがあります

 

ここでは歯科治療時に注意を要する疾患、とくに高血圧症を中心に説明します

 

高血圧症

高血圧症には、その90%以上を占める「本態性高血圧」と、他の疾患が原因で

高血圧になる「二次高血圧」があります。生活習慣病として問題となるのが本態性高血圧で、生活習慣と遺伝的な体質の両方が関係していると言われます。

 

血圧を上昇させる原因は

塩分の摂り過ぎ、肥満、ストレス、過労、過度のアルコール摂取、喫煙などがあ

 ります。

 

自覚症状は

血圧上昇の初期には、目立った症状は出てきません。

せいぜい頭痛・めまい・動悸・むくみなどです。

 

症状が進むと

●高い血圧は、血管や心臓に強いストレスを与え、その状態が続くと血管や心臓・

 脳・腎臓・眼などの各臓器に障害が現れてきます。

 

●高血圧は歯科治療時に注意が必要です

 

歯科治療に伴うストレスや不安は、患者さんの血圧を危険な高さまで上昇させることがあります。

とくに、血管に病変のある方や、すでに高血圧のめられる方では、さらに血圧が上昇すると心疾患や脳血管障害を招くことがあります。

さらに、歯科治療で使用する局所麻酔薬には血管収縮薬が含まれているので、血圧上昇を起こしやすくなります。

したがって、歯科医師にとっては、患者さんの誰が高血圧疾患をもっているかを知ることが、とても大切なことなのです。

 

❶全身的に健康で血圧も正常すべての歯科治療が可能です。

 

❷高血圧の症状はないが診察時140/90mmHg以上歯の痛みや歯科

 受診による不安から、血圧の上昇を起こしている可能性があります。応急 

 歯科処置をして、次回の診療時にも血圧が上昇していれば、内科医へ紹介

 いたします。

 

❸現在、高血圧の治療を受けている応急処置後、内科主治医へ状態に

 ついて照会します。

 

❹高血圧症の治療を受けたことがあるが現在は中止している未発見の

 合併症が隠れているかもしれません。血圧値によっては、内科医の診断

 後、歯科治療再開になることもあります。

 

❺高血圧性疾患の症状があるが医師にかかったことがないまず内科医

 の診察をうけましょう。

 

●高血圧の合併症でとくに重要な疾患は

 

 虚血性心疾患

「虚血」とは血液が足りないという意味で、心臓自身が酸素や栄養をもらう

ための血管(冠状動脈)に、血液が十分に流れないことです。原因は、冠状動脈の血管内側にコレステロールなどの脂肪分が固まって狭くなり、血液が

流れにくくなるもので、高血圧や糖尿病などの病気を持つ人に現れます。

 

代表的な虚血性心疾患

狭心症

 

 心臓の虚血状態が急に起こって、10分以内で回復するものです。一時的 

 な血液不足で胸の痛みも10分くらいで楽になりますが、何度も繰り返し起

 こるのが普通です。

 

心筋梗塞

 

 冠状動脈が完全に詰まってしまい、全く血液が流れなくなってしまうもので、

 致命傷になりかねません。

 

脳血管障害

脳血管障害には主に以下のものがあります。

 

脳梗塞(約60%)

 

 脳動脈が動脈硬化を起こし、血管がしだいに狭くなり最終的に詰まって

 しまうものです。

 

脳出血(約20〜25%)

 

 脳動脈が変性して弱くなり、ついには破裂し、脳の中に出血するものです。

 

クモ膜下出血(15%)

 

 血管の壁にできたコブ(動脈瘤)が破裂し、クモ膜下腔という脳の表面の

 すき間に出血するものです。

 

 いづれも後遺症として片麻痺、失語症、失行、失認、精神症状などが現れ 

 ます。

 

●歯科治療に際しての留意点は

 

 ❶治療中のモニタリング(血圧、脈拍など)

   治療中に起こる血圧の変動をチェックすることが大切です。循環器系に問題 

     のある患者さんは、抜歯など痛みを伴いがちな治療の際は、脈拍、血圧など

   の変化をモニターしてもらうとより安心です。

 

  ❷服用薬剤への配慮

   抗血栓剤を服用している方は、必ず歯科医師に伝えましょう。歯科治療の

   抜歯、歯石除去など観血処置の内容によっては、服薬を減量したり、中止し

   ていただく場合があります。

   狭心症の発作のある方は、ニトログリセリン、フランドルテープなどの亜硝酸

   剤を必ず持参してください。

   降圧剤を服用している方で低血圧を起こしやすい場合は、遠慮なく歯科医師 

   にお伝えください。

 

 ❸ストレスの緩和

   長時間の治療を避け、なるべくコンディションのよい治療時間帯を選びましょ 

   う。

 

おわりに

歯科医師は、患者さんの不安、ストレス、痛みを可能な限り抑える努力をしています。そのためには、医科主治医との連絡や、患者さん本人とのコミュニケーションにより現在の状態を的確に把握しておくことが必要不可欠です。

何よりも大切なのは、患者さんが治療の恐怖心や懸念を率直に医師に言えるよい関係をつくることです。

 

  

 

      



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